よく一部の色だけ残してモノクロにしている画像を見ることはありませんか?
Lightroomでやってみたら意外に簡単でしたのでやり方をご紹介します。
この程度の編集なら5分くらいでパパッとできますので、Lightroomを使っていて一部残してモノクロにしてみたいなと思っている方は是非やってみてください。
一部残してモノクロにする手順
今回はこの写真を使います。
以前の記事でも載せた写真ですけどw
作業自体はいたって簡単ですが、まずはビフォーアフターからご覧下さい。
この黄色の葉だけを残して後は全てモノクロに変えていきます。
それではLightroomで編集していきます。
まずは円形フィルターを使って葉を囲みます。
ここでは葉の全体の色が落ちないようにできるだけ大きめに囲っておくと綺麗に色を残すことができます。
フィルターの適用範囲を確認するために『選択したオーバーレイを表示』にチェックを入れておくと見やすいと思います。
円形フィルターで色を残したいものを囲ったら次は彩度を一番左にシフトさせます。
これだけでだいぶモノクロになります。
だいぶモノクロ感は出てきましたが、まだ葉の周りには色が残っていますので、次は細かい部分の色を除去していきます。
葉の周りの細かい部分の色を除去するためには、ブラシを使っていきます。
まずは拡大する必要がありますので、スペースキーと押しながら拡大したいところをクリックします。
すると写真のように拡大してくれますのでブラシの大きさを変えながら葉以外を塗っていきます。
この作業を葉の周り全体に施します。
全体を塗るとこんな感じになります。
塗り終わったら、先ほどと同じように彩度を一番左までシフトさせます。
基本的にはこれで完成なのですが、円形フィルターの影響で枠のギリギリ線のところ等に色が若干残ってしまうことがありますので、残りが見つかったら個別にブラシをかけて完成となります。
こんな感じで気になるところをブラシで補正して、先ほどと同じように彩度を左までシフトさせれば完成です。
もっと簡単な方法
実はこれ以外にももっと簡単な方法があります。
最初から言えよって感じですが、補正を行う可能性も十分に多いのでおまけ程度に考えてください。
いちごの色だけ残して後はモノクロにしています。
こちらは非常に簡単です。
円形フィルターをかける必要もブラシをかける必要もありません。
単純に特定の色以外の彩度を落としてしまえば良いのです。
すごい極端ですが、レッド以外の彩度を落としています。
これだけでモノクロにすることができますので非常に楽です。
ただ、画像の中に残したい色が他の部分でも使われていたら、その色も残りますのでまた個別に円形フィルターやブラシをかける必要がありますので、一番最初に紹介した方法でやった方が後々楽な気がします。
これで完成すれば本当楽なんですけどね。
この写真もお皿の下の明かりの部分の色が残っていますので完成とは言い難いですが、これでも十分モノクロ感を出すことはできます。
補正をかければ済むことなのでしっくりくる方で編集したら良いと思います。
終わりに
一部の色を残してモノクロにする方法をご紹介しましたが、他にも良い方法があるのかもしれません。
僕もLightroomを使ってそんなに日が経っていないので果たして正しいやり方なのかは不明ですが、これでも十分に見せることはできるのかなと思います。
完成度は低いですが、慣れれば5分くらいで終わりますので是非お試しください。
*写真によってはものすごい難しい場合もあります。そこらへんは慣れと経験なのかもしれませんけど
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