革靴を水洗い!リーガル911Rを洗って補色してみました

何年も履いている革靴って手入れをしてもなんかクリームの乗りが悪かったり、汚れが取れなかったりするものです。

先日リーガル911Rの思い出について書きましたが、購入から8年以上が経過しているギリギリの革靴です。
すっかり日々のローテーションからは外れてしまいましたが、それでもたまに履いたりしています。

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ということで、今回は思い切ってリーガル911Rを水洗いしてみようと思います。
革靴も水洗いした方が良いって靴屋にメンテの話を聞くとされますが、実際のところ怖くて洗えないのが現状でした。

洗おうと思ってからかなり長い年月が経ってしまいましたが、今後のためにと思い切って洗ってみることにしました。

*革靴を洗ってみたいという方は自己責任でお願いします。

目次

水洗い実践

では早速水洗いしていこうと思います。
まずは水洗いする前の911Rの状態です。

いろんなクリームを塗りたくって、かかと部分を補正しています。
傷や色ハゲも色付きクリームでなんとか補正している感じです。

8年間洗っていない革靴はどうなってしまうのでしょうか。

その前に今回使様する道具をご紹介します。

どん!

はい、何回もこの写真を使いまわしてすいません。
というわけで今回もこの道具たちを使用していきます。

とりあえずこのサドルソープで洗っとけばオケ。ロフトの定員が言ってた。
革靴を洗って乾かすと革がカピカピになっちゃうみたいだけど、このサドルソープ使えばカピカピにならないんだとか。

使用した感じではボディソープ等でもあまり変わらないんじゃないかという感じです。

それでは実際に洗ってみましたのでこちらをご覧ください。

洗う編

バケツにぬるま湯をためて靴を突っ込んでみました。

写真でもわかるように埃が浮いているのが見えます。
この埃を見たときに、めちゃくちゃ汚れてるんだということを認識しました。

こんな感じで向きを変えながら後ろと前が完全に水に浸るまで繰り返しました。
意外に革靴って水を完全に吸い込むまでに時間かかるんです。

結局、水を完全に吸い込むまでに30分ほどかかりました。

30分ほど放置してたら、バケツの中のぬるま湯が黄ばんでました。

え?

ってなるわけですよ。

この黄色一体何?汗?汚れ?油?

クリームも色付きのものを塗っていましたし、クリームが落ちてこんな感じになっただろうか・・・。
8年間の汗と汚れなのか・・・。

とりあえず、洗ってない革靴はクッソ汚いということを再々認識しました。

完全に水に浸るとこんな感じです。
水分を吸って革が綺麗に見えますw

いざ洗う。

洗った瞬間いスポンジが汚れました。
多分さっきの黄色の水はクリームの残りカスや汚れが浮き出たものかと思われます。

洗う際の流れまとめ

洗う際の流れを簡単にまとめてみたいと思います。

  1. ぬるま湯に30分以上浸す(完全に浸るまで)
  2. スポンジで革が傷つかないように丁寧に洗う
  3. 新聞紙を詰めて乾かす

ここで一番の注意点は乾燥時だと思います。
ドライヤー等で無理やり乾燥させずに自然乾燥するようにしてください。

半乾きで栄養クリームを塗って革の乾燥を防ぐというやり方もあるようですが、僕はサドルソープを使用しましたので十分に乾燥させてから手入れを行うことにしました。

結果的に、乾燥しすぎて革にダメージが残ったということはありませんでした。

手入れ編

乾燥するまでに丸2日ほどかかりました。
中には新聞紙を詰め込んで何度か取り替えをしました。

それにしてもクリームが完全に落ちるとつま先部分のハゲ具合が目立ちます。

この状態だともう履くのも無理ですが、補色して履けるレベルまで持っていこうと思います。

手入れの流れ

  1. 栄養クリーム
  2. 補色クリーム
  3. 色付き栄養クリーム

まずは、全体にオイルを入れて革に栄養を与えてあげることにします。

Collonilの栄養クリームを全体に塗りこみました。

オイルを吸った分革の色が変化していますが、これじゃまだまだ履けません。
これから補色をしていきます。

サフィールのエルメスレッドを使用します。
これは初めて使うのでちょっと色が心配でした。

いざ塗ってみたのはいいけれど、ちょっと色味が違うのでハゲ部分が見えているような感じなってしまいました。
つま先部分が目立ちます。

あとり
赤味が強い・・・

次に色付き栄養クリームで仕上げを行っていきます。

最後の仕上げにはこの2つのクリームを交互に入れ込んでみようと思います。

完成になります。

う〜んつま先の色が目立ちます・・・
というか洗う前よりも目立つ結果に・・・

別角度から見るとこんな感じです。
やはり傷が目立ちます。

サフィールの補色クリームをもっと濃い色にしておけばよかったのかな。

逆角度から見るとこんな感じです。

というわけで一応靴の丸洗いからの手入れは終了となります。

終わりに

いざ革靴を洗ってみると、こんなにも汚れているんだということを認識できると思います。
本当に汚いです。

洗えば洗うほど汚れが落ちる気がして結構長い事スポンジでこすっていました。
その甲斐あって洗った後の革靴にはさっぱり感がありました。

しかし、今回は補色クリームの色の選択を若干間違えてしまっているので今後塗り替えようかどうか。

結果的に僕は洗ってよかったです。
今後も月に1度ほどは履き続けようと思っていますので綺麗な方が良いですよね。

8割ほどの満足です。




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この記事を書いた人

30歳代、3児のパパです。
主にカメラ・写真について記事を書いています。
使用機種:Nikon D5500、SONY α7 Ⅲ

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