親指AFの設定から使い方まで!AF-Cとの組み合わせは最高に便利

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親指AF使ったらめっちゃ便利や〜とか。
プロカメラマンはほとんどが親指AF使ってるで〜とか。

よくわからんけど、みんな便利だって言うからしばらく使ってみました。
使い始めの頃は何が便利なのかもわかりませんでしたし、これ使う意味あんの?とか思っていましたけど、今なら言えるかも。

親指AFめっちゃ便利やん。

使わなくても良いけど、使ってたら便利。
パスタにバジルのような存在です。

今回は親指AFの設定の仕方から使い方まで〜初心者が語ります。

目次

親指AFとはなんぞや

まずここから始まりますよね。
ところで親指AFって何?うまいの?って感じで。

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写真の赤丸のAE-L/AF-Lボタンにオートフォーカスを割りあてるということ。

デフォルトの設定だと、シャッターボタンを半押ししてオートフォーカスでピントを合わせますが、その半押しを赤丸の部分に代わりにやってもらうということです。

うん、それだけ。

つまり、親指AFを設定すると親指でピントを合わせて人差し指でシャッターボタンを全押しします。
これで写真を撮影するわけです。

え?そんなことして言いことあるの?
なんかめんどくさいような気がしますが・・・。

僕も初めはそう思っていましたが、親指AFにはメリットの方が多いのです。

とりあえず、メリットの話の先にカメラ側で設定してみることにします。

親指AFの設定の仕方

今回ご紹介するのはNikon D5500での設定の方法です。

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メニューボタンを押して、カスタムメニューを開きます。
カスタムメニューの中の操作を選択します。

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操作の中の「AE/AFロックボタンの機能」を選択します。

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AE/AFロックボタンの機能を選択したら「AF-ON」を選択します。

これで半押しのオートフォーカスをAE-L/AF-Lボタンに割り当てることができました。

基本的にこれで設定は終了でも良いのですが、僕はもう一点設定をしています。

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撮影後の画像確認をオフにしています。
もしこれをオフにしなければ、写真を撮った直後に液晶に写真が出てきます。
撮った後の写真を確認したいし、僕もオンにしておきたいのですが、これだと連射ができないんです。

写真の確認中にAE-L/AF-Lボタンを押すと写真に鍵マークがついて、そのままだと削除できない状態に陥ります。
誤って削除しないようにできる設定みたいですが、親指AFの時は非常に邪魔です。

ですので撮影後の写真が出てこないように確認をオフにしています。

これで親指AFの設定ができました。

親指AFのメリット

 

とにかくメリットだらけなのでメリットを手っ取り早くご紹介します。
特に動き物を取る時に非常に便利な設定なのです。

連射が非常に早い

本当これは便利。

普通なら半押ししてピントを合わせてシャッターを切るという動作を行う為、連射をしようにも毎回ピントを合わせる必要があります。
つまり、半押ししてシャッターを切るの繰り返しの動作が必要になるのです。

しかし、親指AFだとAE-L/AF-Lボタンを押しっぱなしにしていれば常にピントを合わせ続けてくれますので、シャッターを連続して切ることができます。
動きが早い時はとにかく連射に限るw

多分連射する回数が増えて同じような写真が大量に・・・という自体には陥りますが決定的瞬間を逃してしまったということが少なくなると思います。

フォーカスロックができる

AF-SでもAF-Cでも半押しすることでピント合わせをカメラが行ってくれます。
しかし、逆を言うと半押しすることでピント合わせをカメラが行ってしまうのです。

これを簡単に避けることができます。

*D5500だとフォーカスロックをする方法がこの方法しかないようですので、フォーカスロックをしたい人は、AE-L/AF-Lボタンにオートフォーカスを割り当てるしかないようです。

AE-L/AF-Lボタンを押してピントを合わせた後にAE-L/AF-Lボタンを離すとピントは固定されます。
つまり、AE-L/AF-Lボタンでピントを合わせたらAE-L/AF-Lボタンを離して構図を整えてシャッターを切るという動作が可能になります。

これによって置きピンも簡単にできるようになります。

特にAF-Cでは被写体がフォーカスエリアから外れたらピントは違うところにあってしまうため構図を整えるということが厳しいのですが、フォーカスロックを使えば構図を整えることはできます。

さらに静止物を撮る際にもいちいちAF-Sに変更する必要はなく、AF-Cのままフォーカスロックをすれば風景撮影も行えるのです。

うん、めっちゃ便利!!

僕が親指AFって便利だな〜と思ったのはこの部分が非常に強いからです。
この部分がなければ使う理由も強くない。

僕の場合はこれが全てとも言って良いです。

常にAF-Cで撮影できるというのがやはり魅力。
そのかわりAF-Sでピントが合った時の「ピピっ」という音は最近聞けていません。

誤シャッターが少なくなる

常に半押しでピントを合わせ続けていたら、誤ってシャッターを押してしまうことはありませんか?
指が疲れているのかどうかわかりませんが、長いこと人差し指で半押し状態をキープするのは厳しいです。

そのうち、カシャ・・・

とかなってシャッターチャンスを逃してしまうこともあるかもしれませんが、親指AFなら常にピントを合わせ続けられるので問題ありません。

一つの指に負担をかけ続けるのは良くないってことにしておきましょうw

親指AFのデメリット

もちろんデメリットもあります。

カメラを自分以外の人に貸すときは要注意です。
僕も奥さんによくカメラを預けるのですが、親指AFにするとピントが全く合っていない写真を連発されてしまうことが当初はよくありました。

「ピントはAE-L/AF-Lボタンだからっ」

と言えばすんなりいくのですが、カメラを渡した瞬間とかは癖で半押ししてしまうようでピントが合っていない写真が出来上がることになるのです。

その他にも

「家族写真を撮ってくれませんか?」

なんて旅行中の他人に頼む時は要注意です。

設定を変更してから渡せば良いのですが、変更せずに渡した場合はいちいち説明するか設定を変更するかの選択をしないといけません。

ここだけはやっぱりデメリットと言っても良いと思います。

その他は今の所あまり感じません。

デメリットを探すよりもメリットの方が圧倒的に多いと思います。

まとめ

親指AFってなんじゃそりゃ!

と思っていましたが、使い始めて慣れてくるとものすごい便利であることに気づきました。
特にフォーカスロック最高!

上位機種には半押しでもフォーカスロックができるようなので、エントリーモデルのカメラには親指AFのお世話になることが多いのかなとも思います。

いろいろカメラを使っているうちに上位機種の方が機能面で羨ましい部分が多々あります。

APS-C機でいうとD7200やD7500。
D500は高すぎるので別格としても、やはり欲しくなります。

多少大きくなって重くても良いから欲しいです。

と言ってもD5500でも十分満足しているのでD5500が壊れたら購入するくらいの気持ちでレンズ沼に陥ろうと思っていますw




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この記事を書いた人

30歳代、3児のパパです。
主にカメラ・写真について記事を書いています。
使用機種:Nikon D5500、SONY α7 Ⅲ

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