どうも、一眼レフを持ったらボカしたがる癖がある僕がお送りします。
「何でもかんでもボカしたらええねん。そしたら一眼レフっぽくなんるんや」
みんなこんな風に思っているんじゃないかと50%くらい信じています。
まぁ何はともあれ、一眼レフを購入したらボカしたいですよね。
今回は買ったばかりの一眼レフについてくるキットレンズでも十分にボカすことは可能ですよって話です。
それではボカすための4つの方法を見ていきましょう。
背景をボカすための4大原則
背景をボカすためには4つのことを意識すれば、それが良い写真かは置いといて簡単にボカすことはできます。
もちろん一眼レフを購入したばかりのキットレンズでも問題ありません。
ボケ具合は多少弱くなりますが、スマホで撮っていた時の写真とは大きく変わったということを実感出来ると思います。
ボカしの4大原則
- F値を小さくする
- ボカしたいのものを被写体から遠ざける
- 被写体に近づく
- 望遠側で撮影する
それでは詳しく見ていくことにします。
F値を小さくする
非常に単純なことです。
F値(絞り値)を小さくすればするほど、背景をボカすことができます。
F値を小さくすることでピントが合う範囲が狭くなります。
つまり、ピントが合っていないところがいわゆるボケと言われる部分にあたります。
もう少し詳しく言うと、ピントが合っているように見える範囲のことを被写界深度と言います。
簡単にまとめるとこのような下記のような感じになります。
F値が小さい=被写界深度が浅い=ピントが合っている範囲が少ない
上でピントが合っているように見える範囲と書きましたが、人間の目には本当に細かい部分までは把握することはできません。
厳密に言うとピントは合わせた部分に合っているのですが、被写界深度が深いためその他の部分も写真で見るとピントが合っているように見えるのです。
人間の目で見ればピントが合っている範囲を被写界深度と言います。
F値が小さければピントが合っている部分が少ない。F値が大きければピントが合っている部分が大きいということです。
つまり、背景をボカしたければ、F値を小さくすれば良いのです。
だからF値の小さいレンズを購入したいと思うようになるのです。
F値が小さいレンズって何?
キットレンズはどうなの?
って疑問が出てくると思います。
「うわっ!この背景ボケボケやん」
「めっちゃ背景ぼかしてますやん」
というような写真のF値はだいたい1.4〜2.8くらいです。
条件によって異なりますが、F値が小さいというのは、一般的にこの辺までのことを言うのではないかと思います。
ちなみにキットレンズのF値の最小は3.5になります。
*Canon、Nikonの場合
Nikonのキットレンズ(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II)でいうと1番低いF値は3.5になります。
*焦点距離18m(35m換算で27m)での数値になります。
キットレンズ(カメラを買った時に一緒にセットで購入出来るレンズ)ではF値の最小は3.5までしか下げることはできません。
キットレンズで背景をボカそうと思ったら18m(広角側)でF値3.5にすれば、ボカしの効いた写真を撮ることができます。
F値3.5は小さいのかと言われたら、小さい方ではあるがそこまでボケは期待できない数値ではあります。
F値が小さいと背景がぼけた写真になりますので、よりボカしを効かせたいのであれば、F値の低いレンズを購入しなければなりません。
でもキットレンズのF値3.5でもボカした写真を撮ることは可能です。
これはキットレンズで撮った写真ですが、しっかり背景の花がボケています。
青空が背景に大きくありますので、分かりにくいと思いますが、少し見える花を見ていただければ十分ボケていることがわかると思います。
これもキットレンズで撮った写真です。
しっかり背景がボケていますね。
キットレンズでもこのようにボケた写真を撮ることは可能です。
この記事の他のほとんどの写真はAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを使用していましので、それなりにしっかりボケていることが確認出来ると思います。
ボカしたいものを被写体から遠ざける
ボカしたいものを被写体から遠ざけることでよりボカしの効いた写真になります。
ボカしたいものをメインの被写体から遠ざけることにより、被写界深度から遠ざけることでボケを生みます。
遠ざければ遠ざけるほどボケやすくなります。
逆にボカしたいものとメインの被写体を近づけてしまうと、被写界深度にボカしたいものまで入り込んでしまうのでうまくボカすことができません。
単純に考えれば、被写界深度に入り込まないようにすれば多少なりともボカした写真にすることは可能です。
被写界深度に入り込まなくても被写界深度に近いところに置いたものは背景が少ししかボケませんので、なんかブレたような感覚で写りこむので、中途半端はあまり良くないですね。
綺麗にボカせないと思ったら、シャープに撮るという選択肢も持っておくべきなんだと感じました。
何でもかんでもボカせば良いってもんでもないようですね。
被写体に近づく
メインの被写体に近づくことで背景をボカしやすくなります。
これも結果的にピント位置とボカしたいものを遠ざけていることになります。
カメラとピント位置を近づけることで、相対的に見ると背景が遠くなる計算になります。
カメラから被写体とボカしたい背景との比率を変化させることで被写界深度を操っているということですね。
つまり、こちらも被写界深度にボカしたいものを入れないことでボケを生みます。
とにかくボカしたいということであれば、被写体に近づいて撮影することで簡単にボカしの効いた写真を撮ることができます。
望遠側で撮影する
望遠側で撮影するとボケやすくなります。
これも被写界深度の影響になります。
カメラから被写体とボカしたい背景との比率を変化させることでボケを生んでいます。
望遠側で撮影する時は画角が狭くなります。
これによって余計なものを写さないで済むというメリットもあります。
写真で見て同じサイズの被写体を撮影しても、広角側で撮影したのと望遠側で撮影したのでは背景に写り込んでいるもののサイズが違います。
自分で近づくか、レンズで近づくかの違いではありますが、焦点距離が違うため画角が違ってきます。
広角側は広く、望遠側は狭いです。
望遠側は焦点距離が長く、画角は狭くなり、被写界深度も浅くなります。
これがボケを生む要因になります。
この写真はキットレンズの望遠側(55m)でF値(5.6)になります。
望遠側でなおかつ絞り開放で撮影していますのでこのような写真になりました。
画角は狭いですね。
広角側でこの犬のサイズを撮影したらもっと他の背景も映り込むことになります。
キットレンズでボカしたい時の方法
キットレンズでも背景をボカすことは十分可能です。
上の4つのことを取り込めば背景は簡単にボケてくれます。
一眼レフを購入したらスマホでは撮れないような写真を撮りたくなるものです。
キットレンズでボカすためには
- できるだけF値を小さくする
- 被写体からボカしたいものを遠ざける
- できる限り被写体に近づく
- 望遠側で撮影する
この4つのことを撮影する際に意識していればキットレンズでも簡単にボカすことができます。
設定は望遠側(55m)でF値(5.6)にします。
そしてできるだけ被写体に近づいて、背景を遠ざけます。
*場面にもよりますが、一般的には広角側(18m)のF3.5と望遠側(55m)のF5.6だと望遠側の方がボケやすくなりますので、設定は望遠側で撮影することをおすすめします。
被写体から背景にあるものが近い場合は、位置を変えて背景が遠くなるように撮影すれば良いのです。
めっちゃ単純だけど本当これだけでボカしの効いた写真を撮影することができるので頭の片隅に置いておくと良いと思います。
もっとボカしたい場合
「俺はもっともっとボカしたいんだ」って人はキットレンズでは限界がありますのでレンズを購入することをおすすめします。
結局のところF値の小さいレンズを購入すれば「え?」って思うくらい簡単にボケます。
実際に僕もレンズを購入してから写真を撮る世界が変わりました。
この感覚を味あわせるために各メーカーは安い撒き餌レンズを販売しているんです。
撒き餌のくせに半端ないZE!
もう少し写真を楽しみたいなと思っている人は購入しても良いと思います。
終わりに
一眼レフカメラを買ったらボカしたいという気持ちがある人が多いと思うんです。
僕がそうだったからですけど笑
僕も奥さんに「ねぇねぇ、この写真やばくない?っぽいよね?ね?ね?」
とか言って出かけるたびに家族の写真を撮ってます。
風景をシャープに撮った時よりも何でもないけどボケてる写真の方が食いつきが良いのも事実です。
「お主も意外とボケ好きですな」的な感じでボケは良い。
とボケボケボケボケ言ってきましたが、頭の隅っこに置いておくともっとボカしたいという時に役に立つかも。
ではまた!
コメント